特別講演・基調講演
基調講演
医療の新しい概念と、ここまで実現した再生医療
「コミュニケーション・デザイン技術」を導入した医療や、再生医療がどこまで実現出来ているのか等について、事例を交えながらご説明いたします。
- 基調講演①
- 9月3日(木)14:45~17:20
3A会議室
※定員に達したため、受付を終了しました。
受付終了
マイ・メディシン(My Medicine)− 次世代医療へのアップデート
私たちは、すべての人が、「自分の医療=My Medicine」を持ち、活用できることを目指している。本講演では、試験管内で人間をモデルするオルガノイド・デザインと、人々を動かすコミュニケーション・デザインという独自の技術を両輪として、My Medicineの実現を目指す最新知見を紹介する。
- 講師
- 東京医科歯科大学 統合研究機構 教授
横浜市立大学 コミュニケーション・デザイン・センター センター長
シンシナティ小児病院 オルガノイドセンター副センター長
シンシナティ小児病院 消化器部門・発生生物学部門 准教授
武部 貴則 氏
「細胞から希望をつくる!」
~細胞版3Dプリンタを用いた再生医療等製品の開発、実用化に向けて~
(株)サイフューズは、細胞版3Dプリンタを用いて、細胞のみからなる三次元組織を開発し、再生医療/創薬分野での実用化を目指す再生医療ベンチャーである。バイオロジーとエンジニアリングを融合させ生み出す自社技術及び開発パートナーとの協業により切り拓く未来についてご紹介したい。
- 講師
- 株式会社サイフューズ
代表取締役 秋枝 静香 氏
iPS細胞の量産・低価格化への挑戦
iPS細胞技術を通して病気や怪我に苦しむ方を一日でも早く苦しみから解き放ち、人々の人生をより豊かにするには、どうするべきか?私たちI Peace, Inc.は”Peace of mind with iPSCs”をモットーに、これらの問題を深く考え、創造性を持って問題点を解決して行く組織です。iPS細胞により夢の医療が実現する、といわれてきました。iPS細胞由来の再生医療に関して多くの臨床研究が進みその可能性の広がりも現実味を帯びてきた一方で、現状では医療用iPS細胞の供給量には限界があり、そのコストも大きく誰もが気軽に活用できるものではありません。これらの問題を解決することは喫緊の課題で、様々な製造業が経験してきたような、量産体制の確立と、劇的なコスト削減を早急に実現させる必要があります。製造業の分野では、高品質で安定した量産体制の構築のためには量産に適したプロセスの確立と徹底した効率化、製造方法や材料の規格化、購買におけるスケールメリットの追及などが重要な要素です。I Peaceは細胞製造の特殊性を踏まえながら、製造業の経験と知見を取り込み、効率的な生産と高い安全性の両立を図りながら量産体制を確立します。
従来のiPS細胞作製はクリーンルーム内での人の手による作業に依存しており、生産効率が低くそのコストは膨大なもので、量とコストの両面で誰もが利用できる医療とするための大きな障壁となっていました。私たちはクリーンルームでの医療用細胞の製造を小型の閉鎖系自動製造装置に落とし込みました。このiPS細胞量産技術は、再生医療の更なる進歩を後押しするだけでなく、個人向けの医療用iPS細胞作製・バンキングサービスへの道を開くものでもあります。多数のドナー由来のiPS細胞を同時に並行製造する技術を基盤とした私たちのビジョンとアイディアをご説明いたします。
- 講師
- I PEACE, Inc.
Founder&CEO 田邊 剛士 氏(オンライン参加)
細胞製造と自動培養ソリューション
中国における白斑治療の実態と培養装置のオートメーション化の実例をご紹介します。手技における培養を機械化することにより、安定的な培養と低コスト削減を武器に、培養表皮の国際展開を目指します。
- 講師
- ローツェライフサイエンス株式会社
RORZE Lifescience Inc. 代表取締役社長
上海楽孜睿泰生物有限公司
RORZE ReMed Lifescience Co.,Ltd. CTO
山﨑 幸登 氏
- 基調講演②
- 9月4日(金)11:00 ~ 12:00
3A会議室
スポーツのちから
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、スポーツ界ではオリンピック・パラリンピック東京大会が1年延期になりました。 そのオリンピックを中心に、ポストコロナ・ウィズコロナ世界に向け、改めてスポーツの持つ力について自身の体験を含めてお話させていただきます。
- 講師
- 甲南大学共通教育センター
教授 伊東 浩司 氏
※定員に達したため、受付を終了しました。
受付終了
- 基調講演③
- 9月4日(金)13:00 ~ 14:00
3A会議室
神戸で生まれ育てる医療ロボット
神戸に本社がある川崎重工とシスメックスの合弁会社で医療ロボットの開発、製造、販売を行うメディカロイドの取組みをご紹介します。外科領域で浸透してきた手術ロボットやコロナ禍で注目されるウイルスの検査ロボットなどを動画を交えながらわかりやすくご説明します。
- 講師
- 株式会社メディカロイド
代表取締役副社長 田中 博文 氏
※定員に達したため、受付を終了しました。
受付終了